恋愛の過去が未来を形作る？長期記憶の大きなチカラ

これまでの記事で、自己分析にをするとき「過去の恋愛を振り返ることが大切だよ！」ということに簡単に触れました。この「過去の恋愛」は、「長期記憶」というところに保管されてます。

ここで、簡単に「短期記憶」と「長期記憶」について説明しますね。

長期記憶とは

長期記憶とは、「長い間情報を保持し、後で思い出す」ための記憶です。
例えば、子供の頃の思い出や学んだこと、自分の名前や家の場所などが長期記憶です。
こういった記憶は、長い間覚えていて、いつでも思い出すことができます。一生にわたって思い出せる記憶でもあります。

短期記憶とは

短期記憶とは、「すぐに必要な情報を一時的に保持する」ための記憶です。
例えば、カフェで飲み物を注文する時、メニューを見てそれを数分後に注文するために一時的に覚えているのが短期記憶です。

今回は、この中でも「長期記憶」が恋愛にどういう影響を及ぼすのかについて説明しますね。

長期記憶は愛と学びのアーカイブ

過去の恋愛関係から得た学んだことや経験は、長期記憶に保存されていきます。
そのため、過去と同じような状況がパートナーとの間で起きたとき、長期記憶から意識的に、もしくは無意識に成功や失敗の体験を引っ張り出し、行動します。

愛情に関すること、そこで学んだこと。それらはすべて長期記憶にしっかり刻まれていくんです。

長期記憶は愛と涙の記録日記

長期記憶には、「出来事」だけではなく、感情もしっかり記録されます。
過去の恋愛には強い感情が関わってることが多いですよね。
こういった感情も長期記憶に保存されます。

だから、同じような感情が未来の恋愛関係に影響を与える可能性があるんです。
その為、過去の恋愛での傷つきや喜びが、新しい恋愛でも感じ方に影響を及ぼすことがあります。

例えば、過去告白されて、付き合おうって思ったら、相手が本気じゃないと後で分かって傷ついた経験がある。
それから告白されるたびに、過去の辛い感情が邪魔して素直に喜べない。心を開けない。みたいなことです。

長期記憶が恋愛傾向を指し示す

過去の恋愛関係を見つめなおしていくと、自分の恋愛パターンや傾向を知る機会が得られます。
これらのパターンは長期記憶に保存されているため、避けたいと思っていても、同じようなパターンが未来の恋愛に再び現れる可能性があるんです。

例えば、似たようなタイプのパートナーを選びがちだったり、似たような付き合い方をしちゃったりということがあります。

因みに私は、長年内面じゃなくて、外側を見る人とばっかり付き合ってきました。
今思えば、なんですけどね・・・。これ、自覚して自分で変えよう！と決めて行動しないと、なかなか治んないんですよ。

だから46歳まで独身だったんですよね。
今は笑い話ですが、なかなか厄介です(笑)

長期記憶は未来を変える！自己成長へのアプローチ

長期記憶を使って、自分自身の行動や、これまで何を選択してきたのかを振り返ることで、自己分析が進みます。
過去の恋愛から学びなおし、自分の成長を促すことができます。
そうすることで、未来の恋愛で、より健全な選択をし、より安心できるパートナーシップを築くための準備が整うんです。

つまり、長期記憶から、過去の経験や感情をしっかり拾い上げることは、自己分析には必要不可欠なことなんです。

まとめ

過去の恋愛が長期記憶によって未来を形作るのは、私たちの経験や感情、自己認識、そして学んだ教訓が、新しい恋愛関係に影響を与えるためなんです。

自己分析をする際は、この長期記憶に何が刻まれているのかしっかり見つめ、過去の恋愛経験からの学びを得て、より健全で幸せな未来の恋愛を築くために使ってみて下さいね。

自己分析のやり方については、こちらの記事で書いています。参考にしてみて下さいね。